冨田ラボ『Shiplaunching』 後半感想

『Launching On A Fine Day』を長めのインタールードとして後半開始。

『ずっと読みかけの夏　feat.　CHEMISTRY』
作詞が糸井重里と、冨田ラボから一番遠い「普通のポップな曲」。アレンジも抑え目だし、全体として趣味的なアルバムなので
「メジャーなのもひとつ」という感じだったんでしょうか。あんまり歌うまくないし。

『恋は傘の中で愛に　feat.山本領平』
山本領平？誰？だったんですが、FPM『Why　Not?（Tomita Lab Remix）』のボーカルだって。１曲リピート・ヘッドホン
大音量で聴いてたことがあったじゃん。この曲もプログレっぽいアレンジなんだけど、ダンサブルなところが前作の
Ｓａｉｇｅｎｊｉにあたるパートだと理解しました。

『しあわせのBLUE feat YOSHIKA』
このひとも知らなかったので調べてみるとＣＭで『Jolie』のカバーをやってたひとでした。歌はうまいけど、私にとって
アル・クーパー『Jolie』は神レベルの名曲なんで、誰がやってもＮＧ。
こっちの曲はなんだか地味なんですよね。「歌がうまくて」「曲が地味」って、これも前作ｂｉｒｄ『道』の再現ですか。

エンディング前の『Is The Rest Silence?』。役割としてしょうがないけど、これも地味だよ。
『Prayer On The Air』。富田氏ボーカルこれも前作同様の位置。でもボーカル弱いんだから堀込兄弟のコーラスがあれば
良かったのにと・・・・・・。

全体として前作同様の構成になったため、曲調も似ちゃって・・・って逆ですね。書いた曲を並べたら前作に構成が似て
しまったのかなと。基本がソロワークのせいでしょうかね。
といっても１曲１曲は流石に冨田ラボ。次も期待してます。ライブもＤＶＤでお願いします（その際はキリンジをカットしない
でくださいね）。